味と雰囲気が一新したソウル・蚕室のグルメスポット、ロッテホテルワールド

韓国・ソウルのロッテホテルワールドが客室に続きレストランとカフェもリニューアルオープンした。洗練されたインテリアと充実したメニュー、スペシャルな空間。おかげで蚕室に出掛けることが増えた。

ロッテワールドアドベンチャーをはじめ、石村湖とオリンピック公園、そしてK（韓国）カルチャーの聖地である三成洞まで、蚕室一帯は楽しみが尽きない。このエリアで最も伝統あるホテル、ロッテホテルワールドが昨年の客室リニューアルに続き、今年は料飲施設を相次ぎ新装オープンした。
空間はスタイリッシュさを増し、料理は五感に訴えかけ、サービスは一段ときめ細かになった。ビュッフェレストランの「ラ・セーヌ」とラグジュアリーモダンラウンジ「ザ・ラウンジ&バー」、ベーカリー「デリカハンス」のことだ。

ビュッフェレストランにファインダイニングの品格まで

ロッテホテルワールドの2階にあるビュッフェレストラン「ラ・セーヌ」がリニューアルオープンした。フランス・パリのセーヌ川をモチーフに、クラシックとモダンが見事に調和する上質な欧風ダイニングに生まれ変わった。
ラ・セーヌは、24～80人収容のイベントホールを含む220席の座席と五つの個室からなる。個室のうち一つは室内全体を活用して映像表現ができるメディアファサードルームで、記念日や知人・家族との集まりを思い出深く演出することができる。

まきグリルやオーブンなど最新式の調理設備を導入したおかげで、さらにグレードアップしたメニューを多彩に取りそろえられるようになった。シェフがその場で調理する七つのセクションのメニューだけでも120種に上る。とりわけ、ラ・セーヌのシグニチャーメニューであるラムカルビをはじめ、ロースグリルやシュバイネハクセなどの肉料理、ロブスターやシュリンプといったシーフードまで、メインメニューの強化が目を引く。キッズステーションを設けて子どもたちが好きなメニューを用意するなど、ファミリー客へのもてなしも行き届く。

ラグジュアリーモダンなラウンジとグルメなベーカリーがお目見え

ロッテホテルワールドの1階には「ザ・ラウンジ&バー」がオープンした。ブランチとアフタヌーンティーセットが好評だった「ザ・ラウンジ&ブラッスリー」が、バーとオールデイダイニングを備えるラグジュアリーモダンなラウンジとして新たにお目見えしたのだ。インテリアは朝鮮王朝時代に養蚕の拠点だった蚕室がモチーフ。柔らかくナチュラルな色調に、蚕の餌である桑をイメージしたネイビーグリーンとバーガンディーカラーでアクセントを添えた。また、充実したワインリストで顧客のさまざまな好みに応えるだけでなく、新たなワインとの出会いも楽しんでもらえるようにした。約1,000本のワインを保管できる大型ワインセラーが設置されている。

ザ・ラウンジ&バーはメインバー、ラウンジゾーン、ダイニングゾーンと多様なエリアで構成され、それぞれメニューと雰囲気が異なる。利用客は自身の好みや状況に応じて予約すればよい。打ち合わせやワインディナー、パーティーといった小規模な集まりにうってつけの個室も二つある。幅広いニーズと時間帯に対応する、まさに「オールデイダイニング&ラウンジ」だ。

ザ・ラウンジ&バーの隣、「デリカハンス」の広さは従来の3倍以上になった。ロッテホテルを代表するベーカリーのスペースを広げることで設備と商品を拡充した。クロワッサンやトリプルチーズバゲットといった焼きたてが特においしいパンを並べるウオーマーショーケースを導入したこともこだわりポイント。定番の人気商品と季節限定商品の他に、約110種に上るワインやチーズ、オリーブなど、近ごろのトレンドを押さえた品ぞろえも魅力的だ。
こうしてロッテホテルワールドはダイニングまで全てのリニューアルを終えた。グレードアップしたグルメ体験を求める人たちが続々と足を運んでいる。

ロッテホテルワールド

ラ・セーヌ +82-2-411-7811~2
ザ・ラウンジ&バー +82-2-411-7751
デリカハンス +82-2-411-7753
ホームページ LOTTE HOTEL WORLD Dining

FOOD & STYLE

TOPICS IN THIS ARTICLE

MORE ARTICLE