TRAVEL & EXPERIENCE

ホテルに住まいをプラスする
ホテルの役割が変わりつつある。旅行やビジネスのための短期宿泊空間から、仕事や休息を楽しむ生活空間へと変貌しているのだ。その中心にロッテホテルがある。
昔から多くの芸術家や有名人がホテルを愛した。彼らにとってホテルは旅行地で数日間滞在する宿泊施設ではなく、芸術のインスピレーションを呼び覚ます、日常と地続きの生活空間だった。
アーネスト・ヘミングウェーはパリ、ハバナ、ナイロビのホテルに滞在して自身の代表作を完成させた。ココ・シャネルが晩年の30年間暮らした場所は、パリの高級ホテルだった。オードリー・ヘップバーンもまた、スイスに移住する前にロンドンのホテルでしばらく暮らした。
 
変化するホテルの役割
ホテルという単語はラテン語のホスピターレ(Hospitále)、すなわち「巡礼者のための宿所」という意味に由来する。その後、病院や看護施設を意味するホスピタル(Hospital)の意味を経てホステル(Hostel)、そして現在のホテルとして定着した。ホテルの宿泊目的による多様な分類の中には長期滞在客のためのアパートメントホテル(Apartment Hotel)という概念もあるため、伝統的に短期宿泊施設と考えられるホテルの概念の中に、住むという意味も共存していることになる。
 

近ごろ、新型コロナウイルスの感染拡大で業務環境やライフスタイルが変化し、ホテルでの宿泊に対する消費者のアプローチもまた変化している。海外旅行が難しくなり、在宅勤務の割合が高まったことで、ホテルが宿泊空間を越えて仕事と休息を同時に行う生活空間へと変化しているのだ。
このようなホテル宿泊のパラダイムシフトに注目したロッテホテルが、ホテルで新たな日常を楽しめる長期生活プラン「ワンス・イン・ア・ライフ(Once in a Life)」を発売し、人気を集めている。
 

ロッテホテルの長期生活プラン
ロッテホテルソウルが3月中旬に発売したこのプランは、メインタワーの客室の宿泊期間を最低14泊から自由に構成できる。30泊プランは340万ウォン(約33万3000円)からとなるが、客室の清掃サービスはもちろん、シャツ・下着などのクリーニングや無料駐車サービスも提供される。また、フィットネスやプールは宿泊期間中無料で、専用コミュニティーラウンジも利用できる。高価なプランであるにもかかわらず、発売初週に20室以上の予約が入って話題を呼んだ。韓国に駐在員を置く外資系企業や大使館の職員が住居代わりに多く利用するという。また、大企業の役員が勤務地に近いロッテホテルソウルに業務空間を設けるために購入する場合もあるそうだ。
ロッテホテルソウルをはじめロッテホテル済州、ロッテホテル蔚山、シグニエルソウル、シグニエル釜山、ロッテシティホテルにL7ホテルまで、ロッテホテルの各支店でそれぞれの特徴に合わせた長期生活プランを販売している。
ロッテホテル済州は、3人以上の家族で滞在できるファミリーツインやオンドルルームを提供する。2人分の朝食のほか、無料クリーニングサービスやフィットネスも利用できる。「済州で1カ月暮らす」ことが注目されているこのごろ、より快適な施設で上質のサービスを受けることを望む人々にぴったりのプランだ。
ロッテホテル蔚山は、食事と飲み物が好きなだけ楽しめるクラブラウンジの1人分利用特典を含むプランを発売した。無料クリーニングサービスとフィットネス利用特典も提供する。30泊プランが320万ウォン(約31万3000円)台からで、14泊プランも選択できる。
 

シグニエルからL7ホテルまで
シグニエルソウルとシグニエル釜山の長期生活プランの特徴は、ブランドの名声にふさわしい上質のサービスと飲食特典の強化だ。長期生活プランを利用する宿泊客にはホテル内で使えるクレジットが提供されるが、シグニエルソウルは100万ウォン(約9万8000円)、シグニエル釜山は30万ウォン(2万9000円)にも上る。どちらもクリーニングの割引サービスがある。シグニエルソウルの場合、ロールスロイスでの送迎とバレーパーキングが10回分利用できるサービスも提供される。
 

ロッテシティホテルとL7ホテルが発売するプランの強みは価格だ。各都市の中心地や最もトレンディーな地域にリーズナブルな価格で長期滞在できる。30泊プランの場合、欧州行き往復航空券程度の160万ウォン(約15万7000円)台からで、フィットネスも利用できる。
全てのパッケージ価格は税・サービス料別 (ロッテシティホテル、L7ホテルは税別)。
詳しい内容はロッテホテルホームページ で確認できる。
 
May 2021 編集:鄭宰旭

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  • May 2021
  • 編集: 鄭宰旭
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